花まめは、江戸時代末期に鑑賞用として、栽培され始めました。長い花柄(花序)に多くの大きな赤い花を付けることから、ハナマメ(花豆)、ハナササゲ(花豆)と呼ぶことが多いです。花が白色で種皮色も白いものを白花豆(白ハナマメ)と呼びます。また、別名おいらん豆と呼ぶこともあります。大きく朱赤色な花は、鮮やかに飛ぶ熱帯原産の蝶の様でもあります。そんな花の美しさ、豆の美味しさから江戸時代の人々は、吉原の「おいらん」を連想したようです。英名はScarlet RunnerもしくはFlower beanと言います。
 ピンク色で美しい花まめの花は、酢漬けにして、酢の物などの付け合わせにすることもあります。
   
 
 花まめの主成分はデンプンですが、カルシウムも多く含み、気持ちを安らげてくれやすいようです。
また、食物繊維も多く含み、お腹の調子を整えやすくしてくれます。女性の肌にとって、便秘は大敵ですので、美容の強い味方です。
 温泉でツルツルほっこりした後に、花まめでもツルツルほっこりしてみては。